南アルプスの玄関・静岡県井川の駿河シャモ生産農場

森山養鶏場のご紹介the introduction of Moriyama Chicken farm

南アルプスの玄関・井川について

静岡市街から、車で1時間半かけて北上すると、私たちの故郷、井川があります。(静岡市葵区井川)
井川には、昭和32年、発電所建設の際に作られた周囲10kmに及ぶ人造湖である井川湖がありますが、森山養鶏場はその井川湖の西に位置しています。
毎年、登山のシーズンになると静岡駅から東海フォレストの登山バスが運行し、たくさんの登山客が井川を訪れるようになります。 山と湖だけではなく、井川には赤石温泉や口坂本温泉などの泉質に優れた秘湯があり、夏以外でも観光客が途切れることはありません。

井川遠景

森山養鶏場について

私たちは一度は東京で仕事をして生活をしていましたが、自然豊かな故郷で「もの作り」の仕事がしたいとの思いから井川に戻り農業に従事しています。
井川に戻り、駿河シャモを紹介されて食べてみてその味に感動!すぐに飼育を決めました。平成14年に駿河シャモに出会ってからは、日々勉強の毎日です。
私たちのポリシーは「皆さんに新鮮なものを届ける」こと。毎週、井川から100kmはなれた磐田市の食鳥処理場まで片道2時間以上かけて出荷に出ています。

農場全体

森山養鶏場が考える駿河シャモに最適な飼育方法

駿河シャモ(肉用)

駿河シャモ(採卵用)

私たちが井川にこだわるのには理由があります。南アルプスのおいしい空気と水、これは他のどこでも得られない大きなメリットだからです。
森山養鶏場では、鶏を自由に運動できるように「平飼い」で飼養しています。平飼いでは沢山の鳥を飼養できないデメリットがありますが、 鳥にストレスがかからず、一羽一羽を観察して育てることが出来るからです。 また、飼料には試験研究で肉質への効果が明らかにされた緑茶(井川産)や飼料米を与えるとともに、近隣で取れた野菜を与えることで単一の配合飼料だけでは得られない多様性にとんだ鶏肉生産を心がけています。
また、ぼかしを作り飼料に混ぜ与えることにより、乳酸菌や酵母の働きで鶏の体調を良好にし、鶏糞からの悪臭を抑えることで近隣への配慮に努めています。

森山養鶏場の飼料へのこだわり

森山養鶏場飼料成分

森山養鶏場は、鶏の飼料にもこだわりを持っています。
一般的な養鶏場は、市販の配合飼料で鶏を飼養しますが、森山養鶏場では、玄米や大豆粕などの飼料原料から、農場で独自に配合飼料を作成しています。
飼料原料のすべてを農場が把握することで、厳密な栄養管理を可能にするとともに、農薬や薬物などの混入を防いでいます。
また、鶏用の配合飼料は輸入トウモロコシを主原料として作成するのが一般的ですが、森山養鶏場では、静岡県の米どころ志太榛原地域で生産された玄米(飼料米)を主原料として配合しています。
地元産の米にこだわることで、森山養鶏場は美味しくて安全安心な鶏肉、鶏卵の生産を実現しました。


森山養鶏場の独自の取組み

森山養鶏場では、駿河シャモの卵生産にも取り組んでいる他、翡翠色の卵を産む黒翡翠鳥も飼養しており卵生産にも力を入れています。
平成23年度には、静岡県が小型銘柄地鶏「フジ小軍鶏※」を開発しましたが、私どもはこのフジ小軍鶏の飼育にもいち早く取り組み、消費者の多様な需要に対応できるように勤めています。
※ローストチキン、サムゲタンなどの丸ごと料理に適した小柄な体型で、かつ高品質な肉質が特徴の地鶏

フジ小軍鶏

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